製品概要 AED-3100

カルジオライフ AED-3100

日本光電の技術を結集した国内開発・国内製造のAED-3100はAED-2100の好評な機能はそのままに、新機能を追加しています。二相性タイプ（Acti Biphasic）の自動体外式除細動器で、JRCガイドライン2015対応です。電極パッドは救急車搭載型除細動器・マニュアル型除細動器（TECシリーズ）へ引き続き接続できるため迅速な救急搬送が可能です。経皮ペーシングにも対応可能です。

電源ON。パッドを貼る。ボタンを押す。

簡単3ステップ操作

1. フタを開けると電源ON
2. 電極パッドを胸に貼る
3. ボタンを押して電気ショック

3段階による簡単操作で、迅速かつ確実な操作が可能です。フタを開けて電源がONになった瞬間から1分に100回鳴る動作音が開始し、AEDが動作状態であることを示すと同時に、すぐに絶え間ない胸骨圧迫を始めることができます。

最短8秒で解析・充電完了

スピード解析 スピード充電

電極パッドは本体に接続した状態で保管されるので、緊急時の接続時間の無駄をなくし、簡単に操作ができます。パッド装着指示ランプにより、操作性も向上しています。2分間の心肺蘇生終了後、最短8秒で解析・充電（200J）を始めます。心肺蘇生の中断が短く、より早期の電気ショックが可能です。また、成人・小児切り換えスイッチが付いていますので、スイッチの切り替えで幅広い年齢に対応することもできます。

異常はアラームでお知らせ。

充実したセルフテスト内容

毎日1回セルフテストを自動で必ず行います。セルフテストは本体と消耗品（電極パッドとバッテリ）を含めて総合的に行います。セルフテストの結果はインジケータ（緑が正常・赤が要確認）で表示されるので、フタを開ける手間なく、機器の状態を確認できます。セルフテストで異常を確認した場合には、アラーム音で周知します。

AED-3100の定期交換部品

電極パッドは1度使用したら捨てる使い捨てタイプとなります。未使用の場合でも、工場から出荷されてから概ね2年2ヶ月が使用期限となります。電極パッドの期限は、フタを開ける必要なく確認できます。毎日のセルフテストを通じて使用期限を確認し、使用期限が来た場合には、アラーム音で周知します。バッテリパック（SV-310）は、160回相当の除細動ショックまたは約6時間の動作が可能です。（新品バッテリ・20℃のとき）

1件あたり最大30分

AED-3100のメモリ機能

使用した際には、救助の際に収拾したデータ（心電図の波形やイベント情報）を最大3件90分（1件あたり最大30分）保存します。毎日のセルフテスト履歴を31件、毎月のセルフテストの履歴を12件、その他のセルフテストの結果を50件保存できます。

広がる操作環境。

-5℃の環境でも操作可能。

AED-3100の設置環境はより広がり、動作・待機条件は-5℃から50℃に。従来のAED-2100では、範囲外であった氷点下の環境でも使用できるAEDに改良されました。また、IP66に準拠した高い防水性・防塵性を備えて過酷な状況下でも使用することが可能です。

Bluetooth通信機能

AEDレポート表示・設定ソフトウェア（オプション）のインストールをすることで、内部メモリに保存された救助データは、パソコンに取り込み管理ができます。その他にも、毎日のセルフテスト結果も同様の管理ができます。

AED-3100 規格